現代の浮気調査はGPS等のデジタルグッズを活用している

パートナーが浮気しているかもしれない。そんな疑惑が頭をよぎった時、事実と向き合うのは勇気のいることですが、思い切って浮気調査を行って事実を確かめることが明日へつながる第一歩になります。

浮気調査と一口に言っても、プロの探偵は素人にはまねのできない方法で調査を行っています。

そもそもプロの探偵は調査の訓練や経験を積んでいるという時点で素人とは全く違います。

今回は、プロの探偵が使っている浮気調査テクニックを紹介します。

探偵というと尾行と張り込みをイメージしますが、浮気調査でも尾行と張り込みは重視されている調査方法です。

昔ながらのターゲットを追いかける尾行術も用いられますが、最近は電子機器を活用したデジタル調査が普及しています。

カメラやビデオも当然ですが、GPS発信器なども最たるデジタル機器でしょう。

このGPS発信器の開発により浮気調査において探偵の負担はかなり軽減し、調査の成功率がアップしたのは言うまでもありません。

尾行・張り込みはまずはバレないことがセオリーです。

ただしGPS発信器に頼ってばかりでは証拠は取れませんのであくまでも補助的機器として探偵は使用しており、やはり尾行と張り込みが現代でも基本となります。

調査の上手い探偵事務所はこのあたりのバランスがとれている事務所であると言えそうです。

最新の追跡方法

ターゲットが自家用車を利用して異動している場合、こっそりとGPS発信機を搭載して移動記録を入手する調査方法があります。

浮気調査の依頼はたいていターゲットの家族から寄せられますから、依頼者に協力してもらって自家用車のトランクの片隅など目立たないところにGPS発信器を仕掛けてもらえば、直接ターゲットを尾行せずに移動記録を取ることが可能になります。

何日か移動記録を収集して行動パターンを分析すれば、浮気相手と密会しているであろう場所や時間を特定することが可能です。

後は疑わしい日時に絞って直接尾行をすれば、写真や動画など直接的な証拠を押さえることができます。

もちろん浮気の疑いが無実のものである場合は疑わしい移動記録は残りませんから、依頼者に疑惑は無実だったことを納得してもらうための材料にもなります。

尾行と同様、張り込みもデジタル化が進んでいます。

遠く離れた場所からでもターゲットを確認できる高倍率のデジカメは、相手に気付かれることなく決定的な証拠写真を撮影することができます。

ターゲットが浮気相手とホテルに入った時は、探偵は隣の部屋を押さえて壁越しにコンクリートマイクで証拠となる音声を録音することもあります。

隣の部屋を抑えられないときに活躍するのが、ガラスの振動から音声を拾うことができるレーザーマイクです。

向かいの建物からでもはっきりと音声を録音することができるため、相手に気付かれることなく証拠をばっちり押さえます。

これらの探偵道具は、プロの探偵でなくても購入することは可能です。特に法律で規制されているものでもないので、秋葉原などで誰でも簡単に購入できるものもあります。

何から何まで探偵に全部任せてしまうよりは、事前にご自身で可能な確認事項を処理することが浮気調査をスマートに進行する要素ともなるのです。

ただし、尾行や張り込みをする調査は素人では完璧に無理があり、プロの探偵に依頼するべきです。

調査対象に警戒されて調査を継続する行為は法規に反する可能性が高くなるのです。法律に反してしまうと逆に訴えられることもあり、その結果、慰謝料を取られる場合もあります。

パートナーが本当に浮気をしているのか単なる誤解なのかに関わらず、事実をはっきりさせることは非常に重要です。

心にもやもやしたものを抱えたままでは毎日の生活に支障が出てしまいますし、いつまでたっても問題が解決することはありません。

警戒される前に全てのことを終わらせてしまうのがセオリーです。そして、証拠を手に入れることさえできてしまえば、相手に責任を追及しやすくなるでしょう。

これができていないうちは、相手に対してアクションを起こさないほうが良いのです。